非協力的な相続人がいる遺産分割を審判で解決した事例|宇都宮東法律事務所
相続人が6名おり、遠方居住や連絡が取れない人、連絡しても協力しない人がいたため、預貯金の遺産分割が停滞していました。弁護士が相続人の所在を調査し、交渉が難しいと判断して速やかに調停へ。遺産隠匿を疑う主張には証拠で対応し、最終的には審判へ移行して法定相続分を基準とする分割を実現しました。
10秒でわかる事例紹介
相続人が多く、遠方・音信不通・非協力的な人もいたため、預貯金の分割協議が進まない状態。
相続人全員の所在を調査。交渉が進まないため調停を申立て、遺産隠匿との主張には証拠を提示。出席しない相続人がいたため審判への移行を求めた。
家庭裁判所の審判により、法定相続分を基準とする内容で遺産分割を成立させた。
事例の基本情報
- 依頼者
- 相続人の1名
- 亡くなられた方
- 兄
- 相続人
- 長女・長男・次男の子2名・次女・四男(計6名)
- 主な遺産
- 預貯金
- 主な争点
- 遠方・音信不通・非協力的な相続人、遺産隠匿との主張
- 解決手段
- 遺産分割調停 → 審判
ご相談時の状況
相続人は6名で、親族関係が疎遠になっている人、遠方に住む人、連絡が取れない人がいました。依頼者は法定相続分を基準とする分割で問題ないと考えていましたが、相続人全員で話し合うこと自体が難しく、預貯金の分割を進められませんでした。連絡をしても非協力的な相続人がおり、任意交渉だけでは早期解決が難しい状況でした。
依頼者のご希望
法定相続分を基準に公平に分けること自体には異論がなく、相続人との連絡や交渉に時間を費やし続けるのではなく、家庭裁判所の手続きも利用して早く遺産分割を成立させたいという希望でした。
この事例の主な争点
相続人全員の所在を把握し、手続きの相手方を確定すること。
連絡しても協力しない相続人がいる中で、任意交渉をどこまで続けるか。
依頼者による遺産隠匿を疑う主張に、客観的な証拠で対応すること。
調停に出席しない相続人がいる中で、審判へ適切に移行すること。
弁護士の対応
相続人の所在調査
まず相続人全員の住所を確認し、交渉・裁判所手続きの前提を整えました。
早期に調停を申立て
任意交渉だけでは進展が難しいと判断し、家庭裁判所へ遺産分割調停を申し立てました。
遺産隠匿の主張に証拠で対応
調停で依頼者に対する遺産隠匿等の主張が出たため、証拠を提示して事実関係を整理しました。
審判への移行を求める
調停に出席しない相続人がいたため、協議を漫然と長引かせず、裁判所の判断による審判への移行を求めました。
解決結果
最終的に、家庭裁判所の審判により、法定相続分を基準とする内容で遺産分割が成立しました。相続人の一部が遠方・音信不通・非協力的で、任意の話し合いでは進まない状況でも、所在調査、調停、審判という手続きを段階的に使うことで、解決へ進めることができた事例です。
遺産分割でお困りの方はご相談ください
連絡を待ち続けるだけでは、遺産分割が前に進まないことがあります。任意交渉を続けるべきか、調停・審判へ移るべきかを、相続人の状況と証拠関係から整理してご提案します。
この事例のポイント
遺産分割は相続人が多いほど、全員の連絡・合意形成に時間がかかりやすくなります。特に非協力的な相続人がいる場合は、任意交渉だけにこだわらず、調停や審判へ進むタイミングを見極めることが重要です。
同じようなお悩みの方へ
相続人が多く話し合いが進まない方、連絡を無視する相続人がいる方、遺産を隠したなどと疑われている方、調停・審判を使うべきか迷っている方。
遺産分割でお困りの方はご相談ください
連絡を待ち続けるだけでは、遺産分割が前に進まないことがあります。任意交渉を続けるべきか、調停・審判へ移るべきかを、相続人の状況と証拠関係から整理してご提案します。
※解決結果は個別の事情により異なります。本事例と同様の結果を保証するものではありません。

