素人による遺産分割協議書作成で不備があり、長期間不動産名義変更ができなかった事例

ご依頼の背景

故人の名義である不動産と預貯金について、死亡後に専門家を通さず遺産分割協議書を作成したものの、記載内容に不備があり、不動産名義変更ができず長期間経過していました。また、養子は依頼人の元妻であり、話し合いが難航する状況となっていました。

依頼人の主張

依頼人は故人が亡くなった後、長期間にわたって不動産を管理しており、名義変更を迅速に行いたいという要望がありました。

サポートの流れ

養子は住所が特定できなかったため、所在調査を実施し、現住所を把握。交渉を開始しました。

結果

養子との間に感情のもつれも存在しましたが、粘り強い交渉の結果、不動産名義変更への協力を取り付けることができました。その後、新たに不動産のみを対象とした遺産分割協議書を作成し、協議が成立。名義変更も無事完了しました。
この事例から、遺産分割協議書の作成は専門家に依頼することが重要であることが分かります。また、遺産分割交渉が難航する場合でも、適切な方法で交渉を進めることで解決が可能であることが伺えます。遺産相続に関する問題に直面した際は、専門家の支援を受けることでスムーズな解決が期待できるでしょう。