長期間音信不通状態だった相続人と迅速に遺産分割協議がまとまった事例

ご依頼の背景

長女は他の相続人との関係が良好でなく、若い頃に家を出た後に音信不通の状況になっていました。そのため、母親の遺産に関する相続手続きが進まず、依頼を受けることになりました。

依頼人の主張

法定相続分に基づいて、できるだけ早く遺産分割協議を成立させたいとのことでした。

サポートの流れ

長女は長期間行方不明だったので、まず彼女の所在調査を実施し、住所を特定しました。その後、速やかに遺産分割交渉に取りかかりました。

結果

依頼人は感情的な対立を避けたいと考えており、長女と直接連絡を取りたくなかったため、弁護士が代わりに連絡を取りました。故人の経緯や詳細な事情も含めた説明を行ったところ、長女が法定相続分に基づく分割に同意しました。これにより、遺産分割協議が迅速に成立することができました。
遺産分割協議成立後の預金解約手続きも当事務所がサポートしました。
依頼から預金解約までの期間はわずか6ヶ月であり、スムーズな解決が図られました。
この事例では、長期間音信不通の状態にあった相続人との遺産分割協議が迅速にまとまることができました。遺産分割交渉を円滑に進めるためには、適切な説明や話し合いが重要であり、場合によっては専門家に相談することが効果的です。今回のように、弁護士が交渉の役割を担うことで、無事に協議成立へとたどり着くことができました。